フラーゴラッド鹿児島のクラブスタッフになるには?転職ルート・仕事内容・年収【SVリーグ参戦】

フラーゴラッド鹿児島のクラブスタッフになるには?
  • 「フラーゴラッド鹿児島で働きたいが、求人が見つからない」
  • 「募集がいつ、どこに出るのか分からず動き出せない」
  • 「バレーボールの経験も業界の経験もない自分に、勝ち目はあるのか」

こうした悩みを抱えている方は、少なくないのではないでしょうか。

「プロスポーツクラブの仕事は、コネか競技経験がないと無理だ」と諦めていませんか。

いま、このクラブは大きく変わろうとしています。2026年10月、九州で唯一のSVリーグ男子チームとして開幕を迎えます。

競技の経験がなくても、入り口はあります。

この記事では、クラブスタッフになる道筋、仕事内容、求められる経験、年収の目安、そして2026年8月時点の募集状況を、公開情報から整理しました。

読み終えるころには、募集が出た瞬間にあなたが動ける状態ができているはずです。

目次

フラーゴラッド鹿児島とは

フラーゴラッド鹿児島のクラブロゴ

転職先として知りたいのは、成績よりも「どんな規模の組織で、誰が運営していて、どこで事業をしているのか」ではないでしょうか。まずはここから見ていきましょう。

フラーゴラッド鹿児島の概要

フラーゴラッド鹿児島は、鹿児島県日置市をホームタウンとする男子バレーボールクラブです。

2012年にチームが生まれ、2021年4月の運営母体(一般社団法人鹿児島スポーツプロモーション)設立にあわせて、いまの名称になりました。

クラブ名は、イタリア語の「fragola(いちご)」と鹿児島弁の「いっど!」を合わせた造語です。日置市特産のいちごと、鹿児島への愛着が込められています。

項目 内容
クラブ名 フラーゴラッド鹿児島(FRAGOLAD KAGOSHIMA)
運営会社 株式会社フィールドエックス
代表者 代表取締役 小園康夫
会社設立 2022年3月18日
所在地 鹿児島県日置市伊集院町徳重1-5-11
親会社 株式会社チェンジホールディングス(2026年4月15日に連結子会社化)
ホームタウン 日置市
サブタウン 伊佐市、南九州市、出水市、南さつま市、いちき串木野市、さつま町、長島町、霧島市
所属リーグ 大同生命SV.LEAGUE MEN(2026-27シーズンから)

競技面では、発足から4年でVリーグの初代王者となり、2026-27シーズンから最高峰のSVリーグに挑むクラブです。

できごと
2022年3月 S3ライセンスの承認を受け、運営法人を株式会社フィールドエックスへ
2023-24シーズン V.LEAGUE DIVISION3 MENに初参戦し、初優勝
2024-25シーズン 新V.LEAGUE MEN(WEST所属)で西地区2位。プレーオフを制して初代年間王者に
2026年4月15日 2026-27シーズンからのSVリーグ参戦が決定。九州で唯一のSVリーグ男子チームへ
2026年10月 2026-27シーズン開幕

2026年7月3日には、2026-27シーズンの新体制と、スローガン「We Fights 〜南のチカラ〜」が発表されました。

日置市の永山由高市長は、人口45,000人の小さな町から日本の最高峰リーグへの参入が決まったとコメントしています。

この規模感は、そのまま仕事の中身に響いてきます。

運営会社フィールドエックスと親会社チェンジホールディングス

転職先として向き合う相手は、クラブ名ではなく株式会社フィールドエックスです。

2026年4月15日、株式会社チェンジホールディングスがフィールドエックスに出資し、連結子会社としました。発表では、フィールドエックスは2期連続で黒字を達成している成長企業と説明されています。

親会社は「クラブを地域の資産として育て、事業として続けられる形にする」と説明しています。

発表資料ではこれを「地域IP」と呼んでいます。地域の経済を動かす中核的な資産、という意味あいの言葉です。

ここから、クラブが人に求めるものが読み取れます。「バレーボールに詳しい人」より先に、事業として稼ぎ、地域とつながりを作れる人を必要としています。

なお資本金・従業員数・事務局の人数は、公式サイトには記載がありません。

フラーゴラッド鹿児島の「クラブスタッフ」とは何か

クラブスタッフとは、運営会社に所属してクラブの活動を支える人の総称です。

大きく分けると、選手を直接支える仕事と、クラブを事業として動かす仕事の2つがあります。転職市場に出るのは後者です。

選手を直接支える仕事には、ゼネラルマネージャー、ヘッドコーチ、アナリスト、トレーナーなどがあります。専門の資格や競技歴が前提になるため、公募は多くありません。

クラブを事業として動かす仕事は、スポンサー営業、ホームゲーム運営、チケットやファンクラブ、広報やSNS、アカデミーや地域連携、管理部門と幅広く広がります。

こちらは、一般企業で身につけたスキルがそのまま活きる領域です。

公式のメンバーページには、ゼネラルマネージャーの川畑俊輔氏、ヘッドコーチの藤田高教氏を含むチームスタッフ6名と、選手15名が掲載されています(2026年8月時点)。

この規模から見れば、事業を動かす側も少人数だと考えておくのが現実的でしょう。担当業務がきれいに分かれない働き方になります。

フラーゴラッド鹿児島のクラブスタッフになる具体的な方法

握手を交わすビジネスチーム

まず気になるのは、いま応募できるのかどうかではないでしょうか。調べて分かったことを正直に書きます。

結論から言うと、2026年8月時点で職員の募集は見つかりませんでした。確認したのはIndeed・エン転職・Wantedlyなどの求人サイト、公式サイト、親会社の採用ページです。

ただし「募集がない」という意味ではありません。ハローワークや公式Xのように、この記事で確認しきれていない経路もあります。

少人数のクラブでは、公募をせずに紹介や非公開求人で採ることもあります。

取るべき行動は、求人を探しに行くことではありません。出たときに気づける状態を作っておくことです。方法は3つあります。

1. スポーツ業界特化の転職エージェントに登録する【最重要】

スポーツフォース

最優先はここです。プロスポーツクラブの求人は、募集期間が短く、時期も不定期です。登録者にだけ紹介される非公開求人もあります。

自分で探し続けるより、条件を伝えて待てる状態を作るほうが確実です。

スポーツ業界に特化した転職エージェントには「スポーツフォース」があります。キャリア相談は無料です。

「フラーゴラッド鹿児島のような地域密着のプロクラブで働きたい」と伝えておけば、該当する求人が出たときに紹介を受けられます。

いますぐ転職するつもりがなくても、登録だけ済ませておくのがおすすめです。

\スポーツ業界を目指す方におすすめ/

2. 公式サイト・公式SNS・親会社の採用ページを見張る

クラブが自ら告知する経路も、定期的に確認しておくと安心です。

公式サイトのお知らせ一覧には、ボランティア募集、チアの募集、教室・スクールの告知などが出ます。

公式XなどのSNSには、お知らせより先に流れる告知もあります。親会社チェンジホールディングスの採用ページでは、グループ全体の採用情報を確認できます。

実際、クラブは2025年9月にホームゲームのボランティアを募集しました。

2026年7月3日には、チアダンスチーム「FRAGOLA WINGS(フラゴラウイングス)」の新設を発表し、8〜10名程度を募集しています。

人を募る告知は出ているクラブです。

3. 総合転職サイトに運営会社名で登録しておく

求人媒体には、クラブ名ではなく運営会社名で掲載されるのが通例です。

ですから「フラーゴラッド鹿児島 求人」だけでなく、「株式会社フィールドエックス」でも調べてみてください。

各媒体のキーワード登録に両方を設定しておくと、再募集を逃しにくくなります。

SVリーグ参戦で採用はどう変わるか

断定はできませんが、人手が広がる方向の材料はそろっています。

  1. 2026年10月に開幕する2026-27シーズンからリーグの格が上がり、運営体制の水準も上がります
  2. 2026年7月3日に株式会社ニップンとプリンシパル・パートナー契約を結び、同日にチアダンスチームも新設しました
  3. 親会社が、クラブを事業として続けられる形にすると掲げています

いずれも職員の募集そのものではありません。それでも、人を増やす局面にあることは読み取れます。

未経験からフラーゴラッド鹿児島のクラブスタッフを目指すには

書棚の本に手を伸ばす人

「スポーツ業界の経験がないから無理だ」と感じていませんか。

これは、あなたが思うほどのハンデにはなりません。クラブを事業として動かす仕事に求められるのは、一般企業で身につくスキルだからです。動き方は3つあります。

異業種の経験を棚卸しする

クラブの仕事の多くは、一般企業の職種と対応しています。職務経歴を、クラブ側の役割に翻訳してみましょう。

これまでの経験 活きる役割
法人営業・ルート営業 スポンサー営業、パートナー企業の対応
イベント・催事の運営 ホームゲームの運営、設営から撤収までの現場管理
販促・広報・SNS運用 広報、SNS発信、試合配信まわり
接客・小売・EC チケット販売、グッズ、ファンクラブ運営
経理・総務・労務 管理部門
自治体・団体との折衝 ホームタウン8市町との地域連携

問われるのは業界経験ではありません。前職の成果を、クラブのどの課題にどう使えるかを、自分の言葉で説明できるかどうかです。

ボランティアスタッフとして現場を知る

クラブには、ホームゲームの運営を手伝うボランティアを募集した実績があります。

2025-26シーズンの1月〜3月に開催されるホームゲームを対象とした募集内容は、次のとおりです。

項目 内容(2025-26シーズン1〜3月ホームゲームの募集要項)
活動内容 コート・客席の設営、備品・諸室の準備、会場内外の装飾・案内準備、美化活動、企画準備ほか
活動時間 コート設営は6時間程度(9:00〜15:00)、途中休憩あり
申込条件・会場 高校生以上(未成年は保護者同意)。会場は県内4市を移動
経験 バレーボールの競技経験やイベント運営などの経験は問わない
支給・特典 弁当・飲み物。試合終了後に選手との交流。活動終了後に参加証明書を発行

これは過去のシーズンの内容で、いま募集しているという意味ではありません。今後については、公式サイトと公式SNSの告知を見ておくと安心です。

それでもこの要項に目を通す価値があります。ここに書かれている作業が、そのまま試合日のスタッフの仕事だからです。

職員は同じ作業に手を動かしながら、誰にどこを任せるかも決めます。

参加証明書が発行される点も見逃せません。応募のときに語れる経験になります。

地域とのつながりを作っておく

クラブはホームタウンの日置市に加えて、8市町をサブタウンとしています。

2025-26シーズンには、企業と自治体を合わせて約220のパートナー・サポーター企業が名を連ねました。141店舗のF-Supporters(クラブを応援する県内の加盟店)も含まれています。

つまりこの仕事は、地域の企業や自治体との関係づくりそのものです。

鹿児島県内で働いてきた方、地元の企業と付き合ってきた方は、その経験がそのまま強みになります。

フラーゴラッド鹿児島のクラブスタッフの職種と仕事内容

コートで喜び合うバレーボールチーム

では、入ったあとに何をするのでしょうか。クラブが実際に行っている事業から、仕事の中身を読み解いていきます。

ホームゲームは県内5会場を巡回する

このクラブの働き方を理解するうえで、いちばん大事な事実がこれです。

本拠地は日置市ですが、ホームゲームは鹿児島県内の複数の市を巡回して開催されています。

会場 所在地
フラゴラアリーナ日置(日置市伊集院総合体育館) 日置市
フラーゴラッドVアリーナ南さつま(加世田運動公園体育館) 南さつま市
Fアリーナいちき串木野 いちき串木野市
ユピテルアリーナ霧島 霧島市
平和公園串良平和アリーナ 鹿屋市

一つのアリーナに常駐して、毎試合を回す働き方ではありません。

試合のたびに会場が変わります。

だから、そのつど設営し、運営し、撤収します。

会場ごとに客席の配置も備品の置き場も地元の協力体制も違うため、準備の量は固定のホームアリーナを持つクラブより多くなります。

県内各地への移動と、試合日程に合わせた勤務が日常になります。

一方で、鹿児島を回りながら地域と関係を作っていく働き方には、この規模のクラブならではの面白さもあるでしょう。

なお、フラゴラアリーナ日置はネーミングライツ契約による呼称で、2024年10月1日から使われています。

2026-27シーズンのホーム会場と試合数は、公式の試合日程ページが更新されておらず、まだ確認できていません。

スポンサー営業・パートナー企業の対応

クラブ収益の柱です。約220のパートナー・サポーター企業(2025-26シーズン)との関係を保ちながら、新しい協賛を開拓していきます。

広告枠を売る仕事ではありません。

クラブが持っているのは、試合での露出、選手の派遣、地域イベント、自治体との連携です。これらを組み合わせて、企業の課題に合う提案をつくります。

親会社が言う「地域の資産」とは、この持ち物のことです。

チケット・ファンクラブ・グッズ

観客を集め、また来てもらう仕事です。会場が県内を巡回するため、開催地ごとに集客を設計し直す必要があります。

広報・SNS・試合配信

公式サイトやSNSでの発信、メディア対応、告知を担います。

2025-26シーズンには、地元のテレビ局・ラジオ局がメディアパートナーとして名を連ねました。

地元メディアとの関係づくりと、県外への発信の両方が仕事になります。

アカデミー・スクール・地域連携

クラブは、中学生男子1〜3年生を対象としたアカデミーを運営しています。

拠点は日置市東市来町の旧上市来中学校体育館ほかで、活動は月10回です。指導はクラブのスタッフが行います。

2026年7月17日には、バレーボール教室の参加者募集も告知されました。

チーム運営を支える専門職

ゼネラルマネージャー、コーチ、アナリスト、トレーナーなど、選手とチームを直接支える職種です。

専門性や競技歴が前提になることが多く、転職市場に募集が出る機会は限られます。

フラーゴラッド鹿児島のクラブスタッフに求められるスキルや経験

ノートパソコンの画面を一緒に見る人たち

では、どんな人が求められるのでしょうか。求人票が公開されていないため、クラブの事業実態と親会社の方針から読み取れる範囲になりますが、大きく4つに整理できます。

地域で動ける営業力

企業の困りごとを聞き取り、クラブの持ち物で解決策を組み立てる提案型の営業力です。

約220のパートナー・サポーターを抱えるため、関係の維持と新規開拓の両方が問われます。

県内を移動して働ける体制

ホームゲームが県内5会場を巡回する以上、移動は仕事の一部です。

自動車での移動が前提になります。試合日には、設営から撤収まで現場に立ちます。

一人で複数の役割を担う柔軟さ

事務局の人数は公表されていませんが、チームスタッフ6名という規模から見て、事業を動かす側も少人数で回していると考えるのが自然です。

担当の枠を越えて動ける人ほど、力を発揮しやすい環境です。

営業に行った人が会場を設営し、広報の投稿も書きます。裁量は大きく、自分で判断する場面が増えます。

イベント運営やスポンサー対応の経験

SVリーグ参戦により、運営も協賛社への対応も水準が上がります。

イベントの運営、法人向けの提案営業、自治体とのやりとりの経験は、評価の対象になり得ます。

フラーゴラッド鹿児島のクラブスタッフの年収は?

貯金箱にお金を入れる様子

給与は、いちばん気になるところではないでしょうか。

はじめに整理しておくと、この章で扱うのはクラブスタッフ(職員)の給与です。選手の年俸とは別物なので、その前提で読み進めてください。

年収の目安

株式会社フィールドエックスは、職員の給与水準を公表していません。求人も確認できていないため、ここでは参考になる例を置きます。

手がかりになるのは、同じ鹿児島県内にある別競技のプロクラブです。

プロバスケットボールクラブを運営する株式会社鹿児島レブナイズは、スポンサー営業の正社員を募集しています(求人ボックス掲載、2026年8月17日更新)。

項目 内容
職種 スポンサー営業(新規開拓・既存対応、企業訪問、企画の提案・実行)
雇用形態 正社員
給与 月給28万〜33万円(月45時間分のみなし残業代72,500〜85,000円を含む)
想定年収 340万〜400万円
休日 完全週休2日制、年間休日124日
応募資格 未経験可、学歴不問、ブランク可

別の競技・別のクラブの例ですから、フラーゴラッド鹿児島の水準を示すものではありません。

それでも「鹿児島でプロクラブの職員として働くと、どのくらいの条件になるのか」を考える出発点になります。

なお月給のうち72,500〜85,000円は、月45時間分のみなし残業代です。他社と比べるときは、この分を除いて見比べてみてください。

スポーツ業界全体では、クラブ職員の年収は同規模の一般企業と同水準か、やや低めから始まるケースが多いとされます。

一方で、事業を広げている途中のクラブには、役割の広がりとともに待遇が上がる余地があります。

年収以外に見ておきたい条件

給与額と同じくらい、働き方の条件が生活を左右します。募集が出たら、次の3点は確認しておくと安心です。

  • 試合日勤務(土日祝中心)と平日休みの組み合わせ
  • 県内各地への移動の頻度と、車両・交通費の扱い
  • 年間休日と、みなし残業代の有無・時間数

条件は募集のたびに変わります。他クラブの条件も見ておくと比較しやすくなります。

まとめ

赤いコートに置かれたボール

フラーゴラッド鹿児島のクラブスタッフを目指すなら、順番はこうなります。

  1. スポーツ業界特化の転職エージェントに登録する——非公開求人を含めて網を張ります
  2. 公式サイト・公式SNS・親会社の採用ページを見張る——ボランティアやチアの募集が出ている経路です
  3. 総合転職サイトに「株式会社フィールドエックス」で登録する——クラブ名だけでは掲載を見逃します
  4. ボランティアが募集されたら参加する——試合日の業務を内側から見られます
  5. 職務経験をクラブの役割に翻訳しておく——営業・イベント・広報・経理はそのまま活きます

2026年8月時点で、職員の募集は確認できませんでした。それでも動き出す価値があります。クラブ自体が、いま動いているからです。

2026年4月15日にSVリーグ参戦と連結子会社化が決まり、7月3日には新体制の発表とニップンとのプリンシパル・パートナー契約が続きました。そして2026年10月、いよいよ開幕を迎えます。

人口45,000人の町から、九州で唯一のSVリーグ男子チームが生まれました。

小さなクラブだからこそ、一人が担う範囲は広くなります。あなたの仕事が、そのままクラブの形に反映されるでしょう。

まずは、情報が集まる状態を作りましょう。

\スポーツ業界を目指す方におすすめ/

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