サッカーのフィジカルコーチの年収は、求人サイトや各Jリーグ公式サイトを確認すると300~500万円前後です。
ただし、応募者の過去の実績や年齢、性格、働く環境、所属チーム、経験年数、保有資格などによって大きく異なります。
ここでは、サッカーフィジカルコーチの国内外のチームや働く場面ごとに年収の相場、なる方法、必要資格を詳しく解説します。
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サッカーのフィジカルコーチになるには?
サッカーのフィジカルコーチを目指すには、専門知識や資格を得るだけでなく、求人情報を適切に収集し、応募のチャンスを逃さないことが重要です。
以下では、
- Jリーグクラブ公式サイトを確認
- スポーツ向け転職サイトを利用
の2つを解説します。
Jリーグクラブ公式サイトを確認
Jリーグのクラブチームは、フィジカルコーチやトレーナーの求人情報を公式サイトで直接掲載することがあります。
クラブごとの採用ページには、応募条件や必要な資格、仕事内容などが具体的に記載されているため、正確な情報を得ることができます。
例えば、「JFA公認のフィジカルコーチライセンス」や「スポーツ科学やトレーニング理論の専門知識」が求められる場合が多いです。
また、契約形態(正社員、契約社員など)や勤務地、待遇面の詳細も確認できます。
定期的に公式サイトをチェックすることで、新しい募集情報をいち早く見つけることが可能です。
また、公式サイトから直接応募できるケースも多いので、クラブと直接つながるチャンスを活用しましょう。
スポーツ向け転職サイトを利用する
サッカーを含むスポーツ業界に特化した転職サイトを活用するのも有効な方法です。
これらのサイトでは、スポーツチームや関連企業の求人情報が集約されており、効率よく情報収集ができます。
全て無料で利用可能で、登録しておくだけでもよいでしょう。
代表的なスポーツ向け転職サイトには以下のようなものがあります
-
アスリートエージェント
:スポーツ関連の専門職に特化した求人が多数掲載。 -
マイナビアスリートキャリア
:フィジカルコーチやトレーナー、スポーツ指導者の求人情報が豊富。 -
Maenomery
:スポーツ業界への転職サポートを提供。
これらのサイトでは、自分の資格や経験を登録しておくことで、条件に合った求人を自動で知らせてくれる機能、非公開求人なども多数あります。
また、エージェントサービスを利用すれば、応募書類の作成や面接対策などのサポートを受けることも可能です。
サッカーフィジカルコーチになるにはクラブ、サッカー界とのコネクションが大切
サッカーフィジカルコーチとして働くには、クラブやサッカー界とのコネクションが非常に重要です。
Jクラブや育成アカデミーでは、公募よりも紹介や推薦で採用されるケースが多いため、指導者やトレーナーとのつながりを作ることが大切です。
現場での経験を積むために、アマチュアチームやユース世代のトレーニングに関わり、実績を作ることも有効です。
また、サッカー協会や指導者講習会、スポーツ関連のイベントに積極的に参加することで、フィジカルコーチの求人情報を得るチャンスも増えます。
クラブとのつながりを意識しながら、ネットワークを広げていくことが、フィジカルコーチへの近道となるでしょう。
サッカーのフィジカルコーチの年収
国内Jリーグで働くフィジカルコーチの平均年収は、300~500万円前後です。
またJ1、J2など規模・予算により異なります。
海外の場合
欧州の一流クラブチームでは、フィジカルコーチの年収は1000万円を超えることも珍しくありません。
一部では2,000万円以上の報酬を得ているフィジカルコーチもいるとの噂が。
フィジカルコーチとしての実績を積めば、一般的なサラリーマンより稼ぐことができる職業と言えます。
サッカーフィジカルコーチに必要な資格
JFA フィジカルフィットネスC級コーチがスタートライン
サッカーフィジカルコーチを目指す場合、まず取得を検討すべき資格がJFA フィジカルフィットネスC級コーチです。
これは、日本サッカー協会(JFA)が認定するライセンスで、選手の体力向上やコンディショニング指導に関する基礎知識を学ぶことができます。
また、JFAのC級以上のコーチライセンスを取得することで、指導者としての基本的なスキルを身につけることができ、フィジカルコーチとしてのキャリアの第一歩となります。
この資格を持っていることで、サッカーチームやクラブからの信頼を得やすくなり、より高度なライセンス取得の足がかりにもなります。
講習情報はJFA公式サイト・ニュースページより確認できます。
サッカーフィジカルコーチとして働いている人が保有している資格一覧
サッカーフィジカルコーチとして働く人が持っている資格はさまざまですが、全ての資格を取得する必要はありません。
以下に取得資格の一覧をあげます。
- JFA B級ライセンス(指導者向け)
- NSCA-CSCS(ストレングス&コンディショニング)
- AFCフィットネスコーチ(アジアサッカー連盟認定)
- JSPO-AT(日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー)
- PT(理学療法士)
- AT(アスレティックトレーナー)
- 鍼灸師
- 柔道整復師
これらの資格を持っていると、フィジカルコーチとしての専門性が高まり、選手のケアやトレーニング指導の幅が広がります。
JFAライセンスだけではフィジカルコーチの資格要件は定められていない
JFAライセンスを持っていればフィジカルコーチになれるわけではなく、現時点では「必須資格」が明確に定義されていません。
そのため、フィジカルコーチやアスレティックトレーナー(AT)、理学療法士(PT)として働くためには、JFAライセンスに加えて、トレーニングや医学に関する資格を取得することが望ましいです。
自身のキャリアプランに応じて、必要な資格を取捨選択しながらスキルアップしていくことが重要です。
サッカーのフィジカルコーチとは?
サッカーにおけるフィジカルコーチは、選手たちの身体能力を最大限に引き出し、パフォーマンス向上を目指す専門職です。
具体的には、選手の体力や筋力、スピード、柔軟性、持久力といったフィジカル面を強化し、試合での動きを効率的かつ効果的にするためのトレーニングを計画・指導します。
フィジカルコーチの役割は、試合や練習中の怪我を予防することにも大きく貢献します。
選手一人ひとりの身体の特性や状態に応じたメニューを作成し、過負荷や疲労の蓄積を防ぐことが重要です。
また、怪我をしている選手のリハビリや復帰後のフィジカル調整もフィジカルコーチの仕事に含まれます。
さらに、近年ではスポーツ科学の発展により、フィジカルコーチはデータ分析を活用する機会が増えています。
GPSデバイスや心拍計を使って選手の運動量や心拍数をモニタリングし、最適なトレーニング負荷を調整するなど、科学的根拠に基づいた指導が求められるようになっています。
フィジカルコーチは、監督や他のコーチ陣と密に連携し、チーム全体の戦術や目標に合わせて選手の体づくりをサポートします。
選手の体力と健康を維持し、試合で最高のパフォーマンスを発揮できるよう支える存在として、現代サッカーにおいて欠かせない役割を担っています。
Jリーグ全てのクラブにフィジカルコーチがいるわけではない
Jリーグに所属する全クラブがフィジカルコーチを雇っているわけではありません。
特にJ1とJ3ではフィジカルコーチの配置率に大きな差があり、財政的に厳しいクラブでは専属のコーチを置かず、他のスタッフがトレーニングを指導することもあります。
また、Jリーグのクラブによっては、アスレティックトレーナー(AT)やストレングスコーチがフィジカル面を担当し、フィジカルコーチという役職自体が存在しない場合もあります。
そのため、フィジカルコーチを目指すなら、Jクラブ以外の就職先(育成アカデミーや海外チーム)も視野に入れることが重要です。
サッカーのフィジカルコーチは需要から見ても厳しい世界
サッカーのフィジカルコーチは、Jクラブの財政状況や必要性の理解度に大きく左右される職業です。
財政的に余裕があるクラブであれば、専属のフィジカルコーチを雇うことが可能ですが、予算が限られているクラブでは、トレーナーや監督・コーチが兼任するケースも少なくありません。
また、フィジカルの重要性を理解しているクラブと、戦術面を優先するクラブでは、フィジカルコーチの必要性に対する認識が異なります。
このように、フィジカルコーチの需要は一定ではなく、採用枠が限られる厳しい世界であることを理解しておく必要があります。
まとめ
Jリーグクラブの公式サイトを定期的にチェックすることで、直接応募のチャンスを狙いつつ、スポーツ向け転職サイトを併用することで、幅広い求人情報にアクセスできます。
これらの方法を組み合わせることで、フィジカルコーチとして活躍するための道を切り開くことができるでしょう。
まずは、自分の目指すキャリアに合った求人情報を探し、積極的にアプローチしてみてください。